

| 卵とお砂糖と粉とバターから、いろいろな種類のケーキがうまれるのは、まるで魔法のようです。混ぜかたや火の通しかたを変えることで、まったく違ったお菓子になります。 | ||
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小さい頃、家で母が作ってくれるおやつが大好きで、小学生の頃、夏休みの自由研究でお菓子作りをテーマにしたことを思い出します。 自分で食べることよりも、どんなに形が悪くて失敗しても、人に食べてもらいたくて、今までたくさんのお菓子たちを作ってきました。 旅先でもオーブンをお借りして、何度も作って楽しみました。 | |
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ブエノスアイレスのアパートには、大きなオーブンがあります。これを使わずにはいられないというはやる気持ちをおさえながら、住み始めてすぐに、ケーキの型やボールや泡立て器を買いもとめました。 つまみで温度調節をするガスオーブンです。問題がひとつあって、現在の温度がわからないのです。ガスの火の大きさから判断するしかなくて、ケーキが真っ黒になったり、弱くしすぎたために火が途中で消えてしまってふくらむ途中で冷めてしまったり、苦闘はつづきます。 |
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きれいに着飾ったケーキたちよりも、ふと甘いものが食べたくなったときやともだちに食べさせたくなったときに、今台所にある材料を使って気軽に作ることのできるお菓子たちのほうが好きです。 | |